カウンター越しの事情・・『表と裏』
2005/07/18 第0011号







カウンター越しのお客様や業界内部の事情・・
現役バーテンダーが世間の表と裏を連続ドラマ風にお届けします。
楽しくて可笑しくて時には涙なくしては語れない内容や怒りモード全快バージョンにご期待ください。
汚い人間関係、不倫、友情、恋愛と様々な事情が行き交います・・
すべてノンフィクションでお届けしております。

+++ お詫び +++
配信が1日遅れまして、ご心配ご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。
サーバーの状態により稀に画像が表示しないことがありますが
本文には影響ございません。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。





第0011話  『 お客様の心理 』


++登場人物++
(注)画像はイメージです。本人とは何の関係もございません・・

:私


毎日、様々なお客様と接するわけだが・・
私も当然、別の店では客である。



接客業とは、お客様の立場になることが大切であると教えられた。
当たり前のことである・・

私自身が客として、されて嬉しかったことや嫌だったことを
自分の接客に活かすことができれば最高だ・・

まず、私が一番心がけていることは『笑顔』
接客に笑顔なんて当たり前田のなんとかぁ〜♪(ってあったな?たしか・・)


でも、この笑顔っていうのは案外難しい・・


嬉しいときや楽しいときは自然に笑顔になる。
この時点で笑顔ができない人は接客業をやめなさい・・


接客を仕事とする者にとって、もっとも笑顔が出ないのがツライ時。
辛くて苦しいときこそ笑顔が必要なのである・・
しかし、お客様に怒られたときに笑顔は逆撫ですることになりうるから厳禁!
ほどよい笑顔ならOKだが。

いくらおいしい料理や飲み物があったとしても、無愛想だと半減どころか全てが
台無しになる。


基本的なことだが、サービスマンにとって重要なことである。



でも、これらのことをお客様が当たり前だと思ってしまうとどうなるだろう・・

少し前置きが長くなってしまったが、ここからが本題である。



『お客様は神様です!』


こんな言葉を聞いた事があるだろう・・
でも、これはスタッフ内で言い合うことであって、
お客様が言うと意味が違ってくる・・


「俺は客だ!神様なんだぞ!」

などという、わけのわからない人種が生まれるのだ・・



「俺が金を払ってるんだ!」

「はいはい、わかっております・・」


「俺がこの店を使ってやってるんだ!」

「はいはい、使っていただいて光栄です・・」


「誰のおかげで営業できると思ってるんだ!」

「はいはい、お客様あってのお店ですから・・」




苦しい愛想笑いと共に、対応しているが本音はこうだ・・


「俺が金を払ってるんだ!」

「お金を払っているのは貴方の会社でしょ・・」


「俺がこの店を使ってやってるんだ!」

「他のお客様も使っていただいてますが・・」


「誰のおかげで営業できると思ってるんだ!」

「貴方のおかげだけではないことは確か・・」


客の立場が一番偉いんだと勘違いされると非常にツライ・・
たしかに、お客様あっての営業となるわけだが・・


お金を払うのだから、何をしてもいい何を言ってもいいなどと
錯覚を起こしてしまうのであろう・・

マナーが守れないような人間には、お客様という資格なんてない!
と、私は思う。
小難しいマナーなんかはどうでもいい・・
基本的なことだけで充分なのだ。


☆ 私が嫌う客一覧 ☆

『常に命令口調な人間』

「おぃ!あれ持ってこい!」

「どれ?」

って言いたくなる・・


『店の規律を勝手に変える人間』

「灰皿!」

「禁煙ですが・・」

私は灰皿を手に持ったままタバコを消していただく。
テーブルに置いたらその客の思うつぼだから・・


『他のお客様に絡む』

「止めろ!」

これはもはや客ではない・・


『20分かかる料理を5分で作れという人間』

「時間がないから5分で作って!」

「できれば初めからそうしています・・」

しかも、そういう客に限って長々と居座ってたりするのだ。


『大声を出す人間』

笑い声などは程度にもよるが・・
普通の会話がやたらデカイ人がいる。

「静かにしろ・・」


『勝手に席に着く人間』

「よしよし、ここが空いてるぞ!」

「おいおい!そこは予約席だっつーの!」


他にもまだまだある。



私は、自分が客となって際に心がけることは・・
明日は我が身?

昔、とても偉そうな態度の客が来たことがある。
事あるごとに文句を言い、したい放題、言いたい放題・・


そんな客とある日、別の場所で出会った・・




+++後半へ続く+++






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+++前半からの続き+++





「あ、この前の客だな?」

そしてその客も当然気付いていた・・

「あ、あのときのバーテンダー」


当然、立場は逆である・・

しかしここで私が偉そうにしてしまっては同レベル。


「いつもお世話になっております・・」

「あ、はい・・い、いや・・こちらこそ・・」

なんともバツの悪そうな顔で答える客。


支払い金額の高低でお客様の優劣はつけたくはないが、
差は歴然・・


こういうこともあるのですよ?
と、無言で教えた・・


何処で、誰と、どんな立場で出会うかも知れないことをしっかりと
肝に命じてください。

それ以来、その客はすごく大人しくなった・・(汗)


「あ、普通でいいですから・・」

お酒飲んで普段の疲れを癒すために来てもらっているのに・・
普段会社で押さえつけられているだろうに・・

自由に寛いで頂いて結構ですよ!


最低限のマナーは必要だが・・(笑)


大手企業のトップであっても頭を下げなければいけないこともある。
叱られることもあるだろう・・

企業を出れば普通のオッサンなのだから・・



私は、そんなオッサンを目指したいと思う。



どこへ行ってどんなことをするにしても
先ず相手の立場に立ちたいと私は思う。

自分本位で考えるから、不平不満がでるのだ・・



自分が客となったとき・・

『お客様は神様です!』

なんて思ったことは一度もない・・


相手の一生懸命な気持ちが伝われば
自然に「ありがとう!ごちそうさま!」って出るだろう・・


これが言えない客が多いんだよね・・


スタッフ側からすれば、

「ありがとう」
「ごちそうさま」
「楽しかった」

このような言葉を言われると、当然嬉しいし励みにもなる。
少しぐらい何かサービスしてあげようって気にもなる・・



ところで貴方の言動は・・




損していませんか?







本日も最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします・・
皆様のご意見ご感想をお待ちしております。  kazubon



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++ 発行者プロフィール ++


職業1:某有名ホテルのバーテンダー
職業2:『 kazubon's land 』オンラインショップ管理人
職業3:メールマガジン発行「カウンター越しの事情…表と裏」(毎週月曜日発行)
職業4:超零細企業経営

名前:kazubon カズボン
年齢:1972/06/15
性別:♂





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