カウンター越しのお客様や業界内部の事情・・ 現役バーテンダーが世間の表と裏を連続ドラマ風にお届けします。 楽しくて可笑しくて時には涙なくしては語れない内容や怒りモード全快バージョンにご期待ください。 汚い人間関係、不倫、友情、恋愛と様々な事情が行き交います・・ すべてノンフィクションでお届けしております。 +++ お詫び +++ サーバーの状態により稀に画像が表示しないことがありますが 本文には影響ございません。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。 先週のタイトルで『第0005話』と表示しておりましたが『第0006話』の間違いでした。 第0007話 『 困った常連客 』 ++登場人物++ (注)画像はイメージです。本人とは何の関係もございません・・ ![]() ![]() 我々ホテルマンは、日々接客について勉強し、お客様に満足していただけるように心掛けている・・ しかし、そんな接客のノウハウを覆すような人物が常連客というジャンルだ。 バーの常連客にこんな方がいる。 いろんな常連客がいる中で今回はこの方を取り上げてみた・・ ![]() ![]() ![]() ![]() バルタン星人のように笑うこの人は一体ナニ人? いやいや、ごく普通の日本人だ・・ 70歳ぐらいのおじいちゃんなのだ。 常連客としては来店頻度は低いが、時々ヒョコっと顔を出しにくる。 ![]() って言いながら入ってくるのはいつものことなのだ・・ 続いて ![]() と、意味不明のセリフもお約束・・ なん十回と聞かされた。 このセリフはバーを出るまで何回も出てくる・・ 慣れれば無視してもOKなのである。 このサントールさんは映画が好きらしく、毎回映画の話をしてくる。 私も映画は好きなのでコレなら!って思った私が間違いのようで・・ 世代が違い過ぎるというか・・ ナニを言っているのかさえわからない時がある。 しかもお気に入りの映画を教えてくれるだが、そのタイトルがいつも出てこない・・ 本当にお気に入りなのかよぅ〜!って言いたくなる。 彼がオーダーするカクテルはいつも決まって『ジンフィズ』。 初めて聞いたときは・・ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() と、何回も聞き返していた・・ 今では、来た瞬間からジンフィズを出すようにしている。 ![]() ![]() これはいつもおいしいおいしいと言ってくれる・・ しかし、サントールさんをバカにしてはいけない。 ちゃんと彼から学んだコトもある(数少ないが・・) グラスを持ったときにいっしょにコースターまでくっついてくるコトがよくある。 ![]() 意外とみんな知らなくて、コースターがくっついたまま飲んでいる。 彼曰く ![]() ![]() と、感心していた私が間違いだった・・ ![]() 少しうるさい・・ ![]() 少し天狗になったサントールさん、今度は傾けるコトを意識しすぎて飲む度にお酒をこぼすのだ! おぃおぃ・・ 彼には八つ名前があるという・・ その一つが『サントール』なのだ。 あとの名前は教えてくれない・・ 彼は自分のことを宇宙人だという。 もしそれが本当だとしたら私は一生遊んで暮らせそうだ・・ 少しびっくりしたことがある・・ +++後半へ続く+++ □ パラシュートと心は大きくひらくと使いやすい □ 人間関係って非常に難しいですよね? 毎日、色んなジャンルの方々と奮闘している私でもわからないことのほうが多いのです・・ 自分ではある程度の対応は出来ているって思っていても新たな難問珍問がでてくる。 人とコミュニケーションをとるというのは簡単なようで難しい・・ でも、難しいようで実は簡単なのですね? 今回は、とある本の紹介です! この本は、人間関係を円滑にし、自分らしくいながら 相手と争わないコミュニケーションを成立させていくために すぐに応用ができるちょっとしたスキルやマインドをわかりやすく解説しています。 第1部がインタビュー形式で『コミュニケーションスキルの3つの基本』を伝えています。 話し言葉で流れるように展開していきますので、とてもわかりやすいです。 第2部はケーススタディー形式で基本スキルの応用方法を解説。 『人見知りの私です。他人とどう接すればいいのでしょうか?』 『職場のリーダー的存在になりました。リーダーシップのコツを教えてください』 『口うるさい親がいます。どうコミュニケーションをとればいいのですか?』 など、日常によく出てくる場面を著書の中野さんが鋭くコミュニケーションのコツを伝えます。 読んでいるだけで心が軽くなってきます。 自分とのコミュニケーション、家族・知人とのコミュニケーション、ビジネス・職場での コミュニケーションの3つの分野からアプローチされています。 第3部はエッセイ形式の『自分の心を満たす10のメニュー』が書かれています。 自分の心の器は『愛のコーヒーカップ』です。 上手に注いで、まわりにも幸せを分かち合う方法が書かれています。自分を好きになりたい人におススメのコーナーです。 ☆☆この1冊をしっかりとマスターすると、人間関係でのポイントがはっきりわかります ☆☆ ※プレゼントとしても、学校の教材としても、集会のテキストとしてもおススメです。 で、今回紹介したいのがこちら♪ ※リンクページにエラーが出る場合は、kazubon's land よりお願いします。 四十六版、248ページ。3部構成でコミュニケーションの基本から応用までを解説。 心が疲れない安心のコミュニケーション「ケーススタディー」が37個も解説されています。 元世界銀行人事マネージャー、現キャリアコーチの中野裕弓さんの“書店では手に入らない”取っておきの『コミュニケーションスキル』本です。 +++前半からの続き+++ ![]() ![]() ![]() 半信半疑、さらに半分意地で私は電話をした。 すると「サントール様ですね?いつもありがとうございます!」 を・・通じてる。恐るべしサントール・・ 彼はいつも紙袋をもって登場する。 そこにペンで大きく『ガラス』と書いてある・・ 中身は謎・・ というか聞けない・・怖くて 一体なにが入っているか非常に興味がある・・ そして、ドコから来たのか尋ねると・・ ![]() という。 そしてまた40km歩いて帰るらしい・・ 一度彼に捕まると、他の接客が全くといっていいほどできないのだ。 そういうとき例の私の師匠は・・ 『ザ・見て見ぬフリ』 隠れて笑っているのだ。 まぁその逆もあるが・・ でも、良く考えたらこの老人に家族はいないのだろうか?と考えたことがある・・ 一人で寂しくて話相手もいない・・ 友達はみんな亡くなっていると彼は言う。 話すコトが大好きでこのバーに来られて楽しんで帰られる・・ そんなお手伝いが出来るなら私にとっても嬉しいことである 帰るときは ![]() と言っていただける・・ 私の接客は間違っていなかったようだ・・(*´σー`)エヘヘ 非常に謎の多い彼だが、一番びっくりしたことがある。 某有名大学関連のVIPなお客様が来られたとき・・ そのVIPなお客様が「おぉ!○○さんではないですか!!」 たまたまその時にいたサントールさんに声をかけたのだ・・ あいにく○○の部分は聞き逃したのだが・・ するとサントールさんは・・ ![]() 一体彼はナニモノなのだろう・・ 未だに謎である。 運が良ければ貴方も出会えるかも・・ ガラスと書いた紙袋を持って「ふぉふぉふぉ」と笑う老人を見かけたら是非連絡ください・・ 本日も最後まで読んでいただきましてありがとうございました。 これからもよろしくお願いいたします・・ 皆様のご意見ご感想をお待ちしております。 ![]() ++++++++++ 次週予告 ++++++++++ 『 有名女優が来たら? 』 ホテルマンだけど、その前に一人の人間だもの・・ その他のラインナップ 『 夫、危機一髪! 』 『 ヘッドハンティング 』 『 お客様の心理 』 『 心霊現象 』 『 職場の彼女から衝撃の告白 』 ・素材の一部はAtnet Japan!様よりお借りしております。 ![]() ++ 発行者プロフィール ++ 職業1:某有名ホテルのバーテンダー 職業2:『 kazubon's land 』オンラインショップ管理人 職業3:メールマガジン発行「カウンター越しの事情…表と裏」(毎週月曜日発行) 職業4:超零細企業経営 名前:kazubon カズボン 年齢:1972/06/15 性別:♂ |